詳細情報
シナリオの時系列
下記の画像を参照
フサンの謎の七書について
基本ルールブック(第6版)109ぺージより改変
1巻~7巻の全7巻。中国語で描かれている。
1巻は薄く、5時間もあれば読み解ける。
2巻〜6巻は分厚いため、読み解くには長い時間がかかるだろう。
7巻はさらに薄く、1時間で読み解けるだろう。
2~6巻にはKPの裁量でルールブックにある呪文が記載されていても良い。
シナリオ終了後に『奈々』から借りれば習得可能である。
時の時計について
キーパーコンパニオン58ぺージより改変
タイムスリップの方法など、多くの改変が入っているため、注意。
扉はオートロックになっており、中からは開けられるが、外からは開かない。
外から開けるためには【時計の扉を開ける】呪文を唱える必要がある。
(探索者が意図的に閉めなければ、2日目の夜以降は常に開いていて良い)
2037年の『奈々』がタイムスリップする際には、ニャルラトホテプが扉を開けた。
奈々の2017年から消えた後のタイムスリップの流れ
現代から消えた後、奈々は20年間【時の狭間】を彷徨い、40歳となって2007年の【貞本荘】にタイムスリップする。彼女は【病院】の火事の前日にたどり着き、翌日に取り残された『PC1』を救出するが、顔に大火傷を負う。
そして2007年でも24時間が経過し、再び【時の狭間】を30年間彷徨うことになる。
4度目のタイムスリップをしてしまった『奈々』は、現代の2日目の夜にタイムスリップする際に【ティンダロスの猟犬】に噛まれ、探索者たちの目の前で死亡する。
タイタス・クロウについて
ブライアン・ラムレイが1975年から発表している[タイタスクロウサーガ]の主人公である。
小説内でも彼は【時の時計】を入手しているが、本シナリオ内では若干の改変を加えて彼を登場させている。
『長岡』が彼の名を語っているのは、響きが気に入ったからという理由だけである。
あとがき
シナリオをまとめ終えた状態で文字数を見るとすでに20,000文字を超えていました。
かなり長くなってしまいましたが、自身がKPとして回した際にはPLさんの評判は上々。
「なかなかここまで作り込まれたタイムスリップもののシナリオはない」
というような嬉しいお褒めの言葉をいただけた方も。
まとめている最中で様々な矛盾や「そもそも奈々が現代に来なければ、探索者たちはタイムスリップしないのでは!?」というパラドクスにも陥りましたが…
本シナリオは著者がとある恋愛映画に感銘を受けて書き始めたものに、様々な要素をつけたして作成したものです。
なので、奈々のモデルは映画[僕は明日昨日の君とデートする]の『福寿愛美』だったり、
長岡のモデルは[STEINS;GATE]のおかりーんだったりします。
シナリオを書いている時も、シナリオを回している最中も、彼らととても楽しく過ごすことができて著者は満足です。
このシナリオを多くの方にプレイしてもらえると嬉しいです。
ご感想やご意見などもTwitterの方にいただけると励みになります。
著者:47 twitter ID(@47_cthulhu)